■第一部/企業◆TOTO◆地産地消で現地雇用創出にも貢献/創立時の社名「東洋陶器」に込められた海外志向のDNA

 衛生陶器メーカーとしてトップシェアを誇るTOTO(北九州市)は、1917(大正6)年の創立当時から海外進出を目指していた企業。同社は「その国・地域のTOTOになる」ことを基本方針として、販売拠点だけでなく、生産拠点を持ち、現地雇用も含めて海外での“地産地消”の実現に努めている。

インドネシア進出が原点に 現地相互理解の重要性認識

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