九州の志士「電力業界再編のリーダー『松永安左エ門』」

 松永安左エ門(1875~1971)は「電力の鬼」と呼ばれる人物。松永は福博電気軌道で電力業へ踏み出し、東邦電力の経営の近代化を進めた。松永は、電力の国家管理に反発し、大戦後は九電力体制による民営化を強行した。福博電気軌道と東邦電力での松永の企業家活動をみていく。

松永安左エ門と福澤桃介

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